非日常(外食)の際の身障者の高揚のコントロール
福祉車両を
購入してから
私の休日は
無くなった。
聞こえは悪いが、
家で
掃除ばかりして
休日を終えるより
一日が終わる時に、
疲労困憊であっても
二人で
【今日も一日
楽しかった】
って思える一日で
あった方が
何十倍も
何百倍も
充実していると
思えるからである。
実際
ある休日の事ですが!
彼氏が
「ガルル珈琲」
にモーニングに行きたい。
夕食は
「麦一」
に行きたい。
と最高の笑顔で話す。
私は
「ガルル珈琲」
「麦一」
に電話をし
車椅子が可能か!
駐車場はあるか!
の確認をする。
有難い事に
2店舗共、
車椅子・駐車場が
大丈夫との事で
イザ 出陣(出発)
・玄関に10キロのスロープをセットする。
・福祉車両までに置いてある自転車の移動
・車のエンジンを掛け、
助手席のシートを出す。
・家から車椅子にて彼氏を車まで移動
・車椅子から助手席へ移乗(彼氏80キロ)
・助手席を車内へ(電動)
・シートベルトを締める
・車を少し動かし後部座席に車椅子を積む。
・お店に着くと車椅子を下す。
・助手席のシートベルトを外す
・助手席を車外へ(電動)
・助手席から車椅子へ移乗
・助手席を車内へ(電動)
・彼氏を安全な場所へ移動
・車を停める
とこれが
店に着くまでの諸々である。
想像出来ると思いますが、
私は汗だくです (#^^#)
帰りはこれの逆ですね。
2店行くので×2です。
正直に話すと
夕食済んで家に着いて、
彼氏を臥床したら、
正しく疲労困憊
こうゆうのを
疲労困憊って
いうんだなって。
でもいつもより
モーニングを
沢山
夕食を
沢山
食べて飲んで
笑顔で沢山喋って
臥床したら、
嬉しそうな最高の笑顔で
【ありがとう!】
って
この一言で
私は
疲労困憊から
元気もりもり!
になってしまった。
私の
リセットスイッチを
彼氏が
いとも簡単に
押してくれた。
とは言え
初老目前の
身体が正直である。
私も直ぐに就寝し・・・
13時間目覚めず
熟睡してしまった。
心も身体もリセット!
彼氏の
体重増なんて
気にする事なく
たまには
外食も
いいのかなって。
一日
終わって
就寝前に
スッキリした気持ちで
布団に入れたので
これ又
結果オーライかな !(^^)!
信頼関係の構築方法
彼氏が身障者になって、
色々な日常が私が
居なくては出来ない。
・寝返り
・離床
・臥床
・トイレ
・食事
・着替え
全てである。
その対応の際
一番気を付けているのが、
慌てない!
急がない!
事である。
実際に時間に余裕が
無くても決して、
慌てている事!
急いでいる事!
が彼氏に
わからないように
対応するように
心掛けている。
なぜかというと
自分が介護される側に
なった時に
「嫌だな!」
って思う事を
やらないように
していると言った方が
わかりやすいかな?
それは
身障者vs健常者
だけの事に限らず
でもあるかな!
常に
心に余裕を持っている!
と思ってもらえるように
接している。
なぜ
「嫌だな」
って感じるかというと、
自身が
介助されている側で
介護士が
慌てていたり、
急いでいると
感じた時、
対応が
【雑】
になっているんじゃ~ないか?
ちゃんと
出来ていない
んじゃ~ないか?
怪我
させられるんじゃ~ないか?
と不安を持って
しまうと感じると思うからである。
身障者に
【不安】
を感じさせないのが、
一番だと思っている。
これも
又
身障者に限らずかもしれない。
一緒に生活していく中で、
二人の信頼関係
を気付く為には
この
【相手に不安を
感じさせない事】
が
今のところ一番
ではないかと思っている。
私からみて現時点で
彼氏の表情には
【不安】
は無いように思う。
って事で
結果オーライかな !(^^)!
対応者の誘導どおりに動いてもらえない時の対応方法
彼氏が身障者になって、
週3日のデイサービス・
週1日の訪問リハビリ・
週3日のマッサージの
日々が続いている。
今日
出来た事が、
必ず習得出来るかと
言えば、
習得は出来ない。
10回出来ても
100回出来ても
習得とはならない。
全ては
体調次第と
いったところである。
その為
全ては
「今日の体調はどうですか」
から始まる。
彼氏が
「体調良いよ!」と
言ったからといって
【出来る!】
とは限らない。
そうなると、
彼氏のモチベーションが
ガタ落ちとなる。
【あれっ?】
という表情は、
私からみると
とっても可愛い。
ガタ落ちになると、
リハビリをしようとすると
【膝が痛い!】
【肩が痛い!】
【腰が痛い!】と
ところ構わず
言ってサボろうとする。
これも又、
【嘘?本当?】と
判断になる。
私の性格
かもしれないが、
深く考えないで
その時は
【ボチボチいこう】と
声を掛けるようにしている。
モチベーションが
ガタ落ちの時は、
しっかり
モチベーション
上げる事はせず、
ほんの少しあげて
リハビリは終わって
もらうようにしている。
彼氏の
【あれっ?】
ってかわいい顔を
見れるので
とりあえず
結果
オーライかな !(^^)!
興味を持った事へ取り組む為の誘導方法
身障者の希望は物凄い!
福祉車両を購入した
途端!!!
200km 離れている
お蕎麦屋さんに行きたい。
泊まりで旅行に行きたい。
等 々 。
でもこの
意見を決して
否定してはいけない。
希望であり、
願望であり、
好きな事であり、
興味でもある。
それを否定してしまう事は
私には出来ない。
取り合えず、
出来る出来ないは
置いといて
全部受ける。
なんとかして興味を
持った事が
叶えられないかな?と。
言った事によって、
イキイキした顔を
している彼氏の
希望を出来る限り
叶えてあげたいと!
だが、
彼自身が興味を
持って話をしたものの、
それが、
出来ない事だと
わかっている。
そんな時も
私はとりあえず
チャレンジする。
勿論!
出来るところまででる。
現実に出来ない事が
わかった時の
彼氏の顔の
ガッカリ指数と
言ったらマックスで
ある。
その顔を見るたびに
私は彼氏に話す。
「次は
今より1つ出来るように
リハビルやろうな!」。
彼氏は
声には出さず頷く。
きっと
悔しいんだろうなって
思う。
【リハビリ】も
進歩ではなく、
現状維持だからである。
それでも
リハビリに
しっかり取り組んでいる
彼氏に
私は頭が上がらない。
そんな彼氏を
毎日介護出来る事に
結果
オーライかな !(^^)!
アルコール摂取量
同棲している彼氏が
健常者の時は
煙草は一日2箱!
お酒は芋焼酎を
ロックで
3杯飲んでいた。
白血病の治療で
脳梗塞になって退院してからは、
煙草は完全に辞めたけど、
お酒は主治医の先生の
許可もあって
芋焼酎の水割り
(芋焼酎1水3)で
体調の良い日は
毎日飲んでいる。
勿 論 !
健常者の時に比べると、
かなり弱くなっている。
主治医の先生の
許可があるとはいえ、
左上下肢が麻痺している
身障者になっているので、
いくら彼氏が
「飲みたい!」と言って
希望を叶えてあげたいと
思っていても、
毎回「はいどうぞ!」と
快く飲ませていいのか
心苦しい時がある。
アルコール中毒では
無いけれど、
「塵も積もれば!」の
ような身体に積もれば
良くないような
気がしている。
勿 論 !
芋焼酎を飲む時も必ず
「アテ」も作っているけど
芋焼酎を飲むと
食事量が減ってします。
・・・なんとかせんと
アカン・・・
・・・考える・・・
・・・・・・・・・・
・・・バレないように・・・
・・・・・・・・・・
・・・考
え
る・・・
これは、子供に使うこの手段!
【宿題したらおやつね!】
これを使おう。
【この御飯食べてから
焼酎飲んでな!】
効果テキメン!
なんだか餌を
ぶら下げているようで
彼氏には申し訳ない
気持ちでイッパイでだけど
しかも!
いつまで効き目が
あるのかも不明だけど
その時は
又考えたらいいか!
と言う事で
とりあえず
結果オーライかな !(^^)!
トイレに行く機会を少なくしようとする為、水分摂取量減⤵
彼氏の懸命な
リバビルの成果とし、
左下肢に装具を着けて
介助にてトイレに
行けるようになった。
しかし
私の喜びは不安へと変わった。
トイレに行きたくない時は
オムツに尿を出す事が多くなり
それを話すと、
水分摂取量がドッと減った。
このままでは、
脱水になる可能性も出てくる。
負のスパイラルの
スタートラインに
立ってしまっている。
・・・やばい・・・
・・・なんとかせんと・・・
彼氏の水分摂取の
重要性を話すと納得するも
摂取量増えず⤵
元々 摂取量が多くは
なかった事もあるが
・・・なんとかせんと・・・
一日500ml
飲めばいい方である。
以前 特別養護老人ホームので
勤務していた時は
一日1,500ml 摂取が目標と
されていて、
職員は「あの手この手」を
使いどうにかして飲んでもらう為に
必死でした。
その事が頭にあったので、
彼氏にもなんとか飲んでもらいたと
考え・・・
考え・・・。
試しに何でもやってみようと思い
朝一番にコップ1杯の水素水!
朝食時には温かい緑茶!
日中はほうじ茶
夕食時には、日本酒1合と
グリコの
アーモンド効果を200ml
一日で1,000ml 達成出来ている。
慣れてしまうと又
摂取出来なくなってしまうので、
今のところ、
品を変え、温度を変え
なんとか摂取出来ている。
これ又 結果オーライかな !(^^)!
真夜中のトイレ介助あ
彼氏は自分の力で
ベットから起き上がれない。
もちろん寝返りも出来ない。
ベットから起き上がれない事で、
トイレは行けないのが
普通となる。
その為、
入院時からオムツとなっている。
退院して少しの間は時間関係無く、
【おしっこ出た】と言って
私は起きていた。
・・・しかし・・・
それは長く続かず、
疲労だけが残る自分の気付く。
・・・なんとかせんと
アカン・・・
現在のオムツは性能は凄く
10回分吸収する
ようなオムツまである。
そんな高性能なオムツを
履いていても
【おしっこ出た】と言う。
認知は全く無く、
尿意も便意もある為、
仕方ないのかもしれないと
少しの諦め!!!
・・・疲労ばかりが
溜まっていく日々・・・
・・・なんとかせんと
アカン・・・
私も週5日で働いているので、
急を要した。
そう私は絶対に疲れられない・
倒れられない立場にいる。
これはもう彼氏に
相談するしかない!!!
事もあろうに彼氏との話は
5分もしないうちに
結果がでる。
私はオムツの高性能を話すと
彼氏は
「そ~やったら朝まで
大丈夫やな!」
それ以来、
夜中に彼氏から声が
掛かる事は無くなった。
朝にオムツ交換を
しても失禁漏れは無く、
交換で大丈夫。
念には念を!
でラバーシーツは常となる。
これ又 結果オーライかな !(^^)!